最後の言葉で 産まれた恋人

吐息を絡めて 愛せた悦び

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娼婦の瞳は 光を知らない  瑠璃色の闇

戦争で怪物になった 僕の顔を知らず

ただ声を撫で「綺麗な人」と言ってくれた

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過去の君に 毎夜焦がれ  狂おしく時間が流れ

悲しみの隙間から 溢れ出す愛

傷だらけ白い柔肌    刻まれた痛ましい過去

今はただ 抱きしめた 爆撃の夜に

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真昼に歩いた 木漏れ日 散歩道

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全てが底を尽きた夜 「一緒に逃げよう」と

君に誓った 笑ってくれた

手を握り 暗闇を駆け抜けた

こんな絶望の始まりが

心を薔薇色に変えてくれた

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絵空事   君と語れば　叶わない 夢が眩しく

足掻いても 仕方がない  激情の罪

慰めた指を絡めて 楽園の切符を探す

今はただ 抱きしめた 焼け焦げた朝に

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優しさも 血に沈め 奪い

純潔な 悪魔にもなれた

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君と二人  闇に紛れ 

声を殺し永遠に愛を紡ごう

幸せも 逃げ場もない

怪物はずっと愛し続ける

最後の日まで   ずっと